谷浦動物病院 院長の谷浦督規です。
谷浦動物病院は、現会長の谷浦倉之が動物と地域にやさしい病院施設をめざし、1967年開院しました。ペットの健康管理を通じ、ペットおよび飼い主様が満足してもらえる心のこもったサービスと、清潔な施設を提供したいと考えています。番犬と呼ばれ10歳寿命時代がありましたが「ペットはかけがえのない家族の一員」として迎えられる時代となりました。飼い主の考え方の変化が、ペットにも人と同様に高度な医療の提供を期待されるようなり、予防獣医学はもちろん、現在人と同じレベルで医療技術や臨床検査が行なわれるようになり、寿命も年々増加傾向にあります。
動物たちは自覚症状を話すことができませんので、人間以上に定期健診などを通して、早期発見・早期治療により『動物だから』ではなく『家族の一員』として、ペットたちの健康を考えていただければと思います。当院では「飼い主参加型獣医療」「ソフトとハードのバランス」「癒しの空間」「協力病院の充実」を大事にしていきたいと思います。
また ホームドクターとしても心のかよった診療にあたる事が私達の使命と考えています。
近年のペット医療の進歩は目覚ましいものがありますが、患者が直接病状が話せない小児科と同様に、ペット医療ではペットと飼い主、そして獣医師との3者の信頼関係が必要で、早期発見、早期治療そしてリハビリテーションや終末期獣医療ではチーム医療が成果を向上させるものと思われます。
日常行われる基礎的な検査だけでは原因がはっきりしない場合は、さまざまな診断機器を使用する精査が人間以上に必要になります。診断機器を導入しても装置が診断するのではないため、特に診断能力が必要で両方のバランスが大事です。ソフト面として現在ペットへの診断治療は医学の発達・進歩により大変高度なものとなってきています。精度の高い診断が、安定して提供出来るよう、 最新かつ、医学会への参加や数々の獣医学会活動や勉強会を通じて日々研鑽を積み勉強しています。
ハード面としてペットも人と同じような検査が受けられるように先端画像診断機器による診断を提供するとともに、救急重傷患者のためのI.C.Uやペットにできるだけ苦痛を与えない低侵襲な治療をめざしております。
病院内部も時代に合わせて「病院だから」ではなくこれまでの概念を覆すように「病院でも」安らげる空間をモットーに設計されています。診断治療するために飼い主は県外はもとより遠方から来院してきます。
少しでもくつろげる空間で検査・手術を受けてもらうために2次診療などの階では、こだわりのコーヒーコーナー・ネットボックス・自動販売機やリラックスできる大型のソファーなどが設置されています。また 患者様同士の交流の場としてお使いください。
病院は病気のペットだけが来るところではありません。病気のことだけではなく、飼育環境や家族とペットの関係など伺いながら お互いが満足できる適切な治療を目指し飼い主さんとのコミュケーションを大切にしている病院です。
年々他院からの紹介率の割合が増えています。現在の獣医療も再分化されつつあり専門とする病院が増える傾向があり 病気に合わせたより専門的な診断治療が必要で協力病院が充実することで患者にとってもメリットは多いと考えています。