肺の疾患では肺炎や原発性肺がん、転移性肺がん、胸腺型リンパ腫瘍などがわかります。
X線では小さな腫瘤は見つけることができませんので肺転移の可能性のある腫瘍の術前検査や術後検診で必要になります。
※サムネイル(右側)にマウスを当てていただくと画像が切り替わります。
肺転移の処置前後を同一3D像で確
  認できます。
  緑が処置前 赤が処置後です。

心房内に発生した腫瘍
 (大動脈体腫瘍)

乳腺腫瘍の肺転移

起源由来腫瘍の肺転移(局所拡大)

起源由来腫瘍の肺転移(胸部全域)
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どちらも3mm前後の腫瘤ですので当院の大容量X線装置とFCRを使用したX線検査でも見つけることができません。
X線検査で心肥大として治療されていた患者です。
右心房周囲に発生した腫瘤が見られます。中央にあるのが心臓で向かって若干左上方にある茶色が腫瘤です。
肺挫傷の肺です。
3D像では全肺野の状態が明瞭で色の薄くなっているところが異常個所です。
右第四肋骨に発生した腫瘍です。
第二肋骨周囲の腫瘍疑いの患者です。
胸腔内から発生している腫瘤です。
重度肺炎で来院した患者です。
肺の状態を精査目的で検査したところ胸腔内に竹串が見られます。飼い主も食べさせたことを忘れていましたが、偶然にCT検査で発見することができ胸部切開をして摘出しています。